東京の都市型ワイナリー6選|醸造所併設ショップで「できたての東京ワイン」を買う・飲む
ワインの産地といえば山梨や長野を思い浮かべる方が多いはずですが、実は東京23区内でもワインは造られています。ビルの一角や高架下、古民家に醸造タンクを構え、収穫期には国産ぶどうを都心で仕込む——そんな「都市型ワイナリー(アーバンワイナリー)」が、2014年以降つぎつぎと誕生しました。
都市型ワイナリーの魅力は、なんといっても「できたてのワインを、造った場所で買える・飲める」こと。多くは醸造所にショップやバーが併設されており、造り手本人と話しながら1本を選べます。この記事では、当サイト掲載店の中から6軒をエリア順にご紹介します。
1. 東京ワイナリー(練馬区・大泉学園)— すべてはここから始まった
2014年、東京で最初にワイン醸造免許を取得したパイオニアが練馬区の東京ワイナリーです。西武池袋線・大泉学園駅から徒歩10分、住宅街の小さな醸造所で、東京産を中心とした国産ぶどうから無ろ過・無清澄の「濁りワイン」を造っています。
練馬の野菜とワインのペアリングを提案するなど、地元農業との結びつきが強いのも特徴。土日祝には店内のカフェスペースでランチや飲み比べも楽しめます。
2. BookRoad 〜葡蔵人〜(台東区・御徒町)— 下町のガレージワイナリー
御徒町駅から徒歩5分、下町の路地に佇むBookRoad 〜葡蔵人〜は2017年開業。こぢんまりとした建物の1階がまるごと醸造スペースで、国産ぶどうの少量仕込みにこだわります。
店頭ではおすすめ2種の試飲が可能。醸造所見学(予約制)もできるので、ワイン造りの現場を間近に見たい方におすすめです。
3. 清澄白河フジマル醸造所(江東区・清澄白河)— レストラン一体型の先駆け
大阪のワインショップFUJIMARUが2015年に開いた清澄白河フジマル醸造所は、1階が醸造所、2階がレストランという一体型。関東の契約農家が育てたぶどうを使い、酸化防止剤の添加を最小限にとどめたワインを醸します。
カフェの街・清澄白河の散策とあわせて、ショップでボトルを1本、が定番コースです。
4. 深川ワイナリー東京(江東区・門前仲町)— 醸造所がそのまま酒場になる
門前仲町の深川ワイナリー東京は2016年開業。自社醸造の日本ワインをボトル販売するほか、併設のテイスティングラボで試飲でき、夜はバーとして営業。土日祝には醸造所見学ツアーも実施しています。
下町の酒場文化とワイナリーが融合した、気取らない雰囲気が魅力です。
5. 渋谷ワイナリー東京(渋谷区・MIYASHITA PARK)— 渋谷のど真ん中で醸す
2020年、渋谷初のワイン醸造施設としてMIYASHITA PARK North 3Fに誕生したのが渋谷ワイナリー東京。店内の醸造所でぶどうの仕込みから瓶詰めまでを一貫して行い、併設のカジュアルダイニングでできたての日本ワインをグラスで楽しめます。
買い物ついでに立ち寄れる立地は、都市型ワイナリーの中でも随一です。
6. WINEMAN STORE / ワインマンファクトリー(港区・田町)— 古民家で醸すナチュラル志向
田町・三田エリアの古民家をリノベーションした複合施設がWINEMAN STORE(ワインマンファクトリー)。1階に醸造所とイタリアンレストラン、2階にワインショップという構成で、ヨーロッパ中心のナチュラルワインのセレクトと自家醸造の日本ワインが同居します。
都市型ワイナリー巡りのコツ
- 仕込みの見学なら秋:ぶどうの収穫期(9〜11月)は醸造の現場が最も活気づく季節。見学ツアーは事前予約が確実です。
- 営業日は事前確認を:小規模経営のため、定休日や営業時間が変則的な店もあります。各店舗ページの公式サイトリンクからご確認ください。
- 飲み比べるなら「無ろ過」に注目:都市型ワイナリーの多くは無ろ過・無清澄の造り。同じデラウェアでも店ごとに個性がまったく違います。
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