東京の角打ちワイン49選|買ってその場で一杯、立ち飲みできるワインショップ

酒屋の店先で買った酒をその場で飲む——昔ながらの「角打ち(かくうち)」文化が、いま東京のワインショップに広がっています。バーより気軽で、家飲みより特別。「気になっていた1本を、買う前に・買ってすぐ楽しめる」のが角打ちワインの醍醐味です。
この記事では、当サイト掲載店のうち角打ち・立ち飲みができる49店を、料金システムの読み方と各店の実額つきでエリア別にご紹介します。自然派専門のワインスタンドから国内最大級の旗艦店、90年続いた街の酒屋の進化形まで、顔ぶれは実にさまざまです。
角打ち(かくうち)とは — ワインの角打ちは何が違う?
角打ちとは、酒販店(酒屋)で買ったお酒を、その店の店内でそのまま飲むことを指します。もともとは日本酒やビールを升や瓶のまま立ったまま飲む、昭和の酒屋文化の言葉です。語源は「升の角に口をつけて飲む」から、という説が知られています。
近年はこれがワインショップに広がり、店内にスタンディングカウンターや数席のテーブルを設け、棚のボトルをグラス1杯から、あるいは買ったボトルを開けて飲めるようにする店が増えました。「ワインスタンド」「スタンディングバー」「立ち飲みワイン」と名乗る店も、実態は同じ角打ちです。飲食店ではなく酒販店が母体なので、同じワインがバーより手頃——これが最大の魅力です。
試飲・ワインバーとの違い
- 試飲:買う前の「一口」。無料〜数百円で、量は数十ml。選ぶための味見です。
- 角打ち:「一杯」として飲む。グラス500〜1,000円台が中心で、その場で座らず(または簡素な席で)楽しみ、気に入ればボトルを買って帰れます。
- ワインバー:飲食店。席とサービスの対価が価格に含まれ、同じ銘柄でも小売価格の2〜3倍が一般的です。
つまり角打ちは「試飲より本気で、バーより安い」中間。ワインショップの棚をそのまま飲めるので、価格と品揃えの納得感がまるで違います。当サイトでは試飲できる店と角打ちができる店を分けて絞り込めます。
角打ちの料金システム、3つの型と各店の実額
店によって仕組みが違うので、最初にここだけ押さえておきましょう。
- グラス売り型:日替わりのグラスワインを1杯ずつ注文。500〜1,000円台が相場で、いちばん気軽。
- 抜栓料(コルケージ)型:店頭で買ったボトルに500〜2,000円ほどの抜栓料を足すと、その場で開けて飲める。2人以上ならグラス売りよりお得になることも。
- 定価プラス型:「棚の価格+150円」のように、ボトル定価に少額を足すだけで飲める良心設計。
実際の金額を、確認できた店から一覧にしました。ワンコイン(500円)から始められる店が都内に何軒もあるのが角打ちワインの入りやすさです。
| 料金の型 | 店 | エリア・最寄駅 | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| グラス売り | 学大ますもと Sake & Apero | 目黒・学芸大学 | 1杯500円〜(おつまみ300円〜) |
| グラス売り | GOOD FORTUNE FACTORY | 目黒・学芸大学 | 月曜はグラス500円 |
| グラス売り | Enoteca da Luca | 立川・西国立 | 有料テイスティング500円〜(毎日実施) |
| グラス売り | ワインショップ ヌラーゲ | 八王子 | 併設の「八王子ワインスタンド」で500円〜 |
| グラス売り | 半田酒店(vin de vin handa) | 墨田・押上 | 1杯500円〜 |
| グラス売り | Wine Styles | 台東・仲御徒町 | カウンターはグラス500円〜 |
| グラス売り | Wine shop LUCY | 品川・五反田/不動前 | 常時5種以上を700円〜 |
| グラス売り | Enoteca La Roccia | 台東・蔵前 | グラス700円〜 |
| グラス売り | 京橋ワイン 清澄白河店 | 江東・清澄白河 | チャージ無料・90ml 700円台〜(常時5〜8種) |
| グラス売り | カプリッチョ ディ ヴィーノ | 新宿・牛込神楽坂 | グラス800円〜 |
| グラス売り | エノテカ 広尾本店 | 渋谷・広尾 | 高級銘柄もグラス800円台から |
| グラス売り | WINE&FOOD YUHARA | 目黒・都立大学 | グラス900円〜(ボトル2,420円〜) |
| グラス売り | NUPURI(ヌプリ) | 世田谷・三軒茶屋 | グラス1,000円〜 |
| グラス売り | wineshop flow | 渋谷・幡ヶ谷 | 日替わり4〜6種をグラス1,000〜1,300円 |
| グラス売り | AVES by ぶどうモンスター | 目黒・学芸大学/祐天寺 | グラス1,000〜2,000円が中心 |
| グラス売り | キュヴェ・フジヤマ | 練馬・桜台 | 角打ちは1杯999円程度まで |
| 少量から試す | マヴィ 自由が丘店 | 目黒・自由が丘 | グラス試飲400円〜 |
| 少量から試す | BIRRA e VINO MASUYO | 杉並・阿佐ヶ谷 | 50ml 440円〜 |
| 少量から試す | ヴィノスやまざき Wine+ist 池袋店 | 豊島・東池袋 | テイスティング300円・グラス800円(常時12種) |
| 少量から試す | テイスティングバー 柴田屋酒店 本店 | 中野・新中野 | 無料・有料の試飲/3種飲み比べ1,000円〜 |
| 抜栓料 | THE WINE STORE | 目黒・中目黒 | 購入ボトルを抜栓料500円で |
| 抜栓料 | 京橋ワイン 清澄白河店 | 江東・清澄白河 | 購入ボトルを抜栓料1,100円で |
| 抜栓料 | No.506 | 世田谷・経堂 | 抜栓料1,800円(15時までの入店・満月の日は半額) |
| 抜栓料 | no.501 | 渋谷・外苑前 | コルケージ2,000円(グラス売りも常時10種以上) |
| 定価プラス | BIRRA e VINO MASUYO | 杉並・阿佐ヶ谷 | 棚の定価+150円で角打ち |
※表は横にスクロールできます。各店の公式情報・店頭表示にもとづく調査時点の金額です。料金・提供内容は変更されることがあります。上表に載っていない店も、店頭で角打ちの可否と料金を確認できます。
学芸大学・中目黒・都立大学 — 目黒区は角打ちの聖地(9店)
東急東横線・学芸大学駅の周辺は、歩いて回れる範囲に角打ちワインショップが密集する激戦区。1軒目・2軒目とはしごできる、東京でいちばん角打ちワインの濃いエリアです。
学大ますもと(学芸大学)は一杯500円〜の立ち飲みスタイル。ワインと日本酒が並ぶ「Sake & Apero」という業態で、はしご酒の起点にも。essentia(エッセンティア)はイタリア全20州の自然派ワイン約500種、常時オレンジワイン90種超という圧巻の棚を持ち、小売と角打ちを兼ねます。
GOOD FORTUNE FACTORYは減農薬・オーガニック・ナチュラルワインのみ150種以上を揃え、ワイン居酒屋を併設。駅徒歩2分で23時台まで。Batacocinq(バタコサンク)は日本ワイン(自然派中心)専門で常時ボトル約100種、深夜24時まで開いているのも心強い1軒です。AVES by ぶどうモンスターはナチュラルワイン輸入元直営のショップ兼角打ちで、2024年10月開業の新顔。
中目黒では、店主厳選・1000本超のセラーを持つナチュラルワイン専門店WINES&THINGSと、THE WINE STOREの2軒。後者は試飲コーナー常時5〜10種+抜栓料500円の角打ちで、営業日が月ごとに変わるので公式サイトの確認を。
WINE&FOOD YUHARA(都立大学)はイタリア中心の自然派を扱うインポーター直営。駅徒歩1分でグラス900円〜。マヴィ 自由が丘店はオーガニックワイン専門商社の直営で、グラス試飲400円〜と敷居が低く、「試して買える」を掲げるエクスペリエンスストアです。
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三軒茶屋・二子玉川・経堂・尾山台 — 世田谷区(8店)
Però(三軒茶屋)は「飲めて、買える」を掲げるイタリア自然派のワインスタンド。同じ三軒茶屋のNUPURI(ヌプリ)はワインスタンド+ショップ+レストランの3業態一体で、セラーには1500種以上が眠ります(グラス1,000円〜・24時まで)。
二子玉川では、カフェのようにくつろげる角打ちカウンターで新着ワインを試せるWINE SHOP nicoと、輸入業17年の店主が営むナチュール中心の「飲める酒屋」NEW VALLEY(ニューヴァレー)。後者は無休・23時までと使い勝手も抜群です。
経堂エリアのNo.506は購入ボトルを抜栓料1,800円で奥のレストラン(14席)へ持ち込めて、満月の日は半額。Cassiel(カシエル)はドイツ在住11年のオーナーが選ぶドイツワイン専門のShop&Barという個性派です。
尾山台には、オレンジワインとジョージアワインが看板のKitano’s(北野商店)と、店主試飲セレクト約400種・約8割が2,500円までという普段使いの味方八幡屋蔵部。後者はガーデンで抜栓もできます。
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清澄白河・東大島・錦糸町・押上・蔵前 — 下町の角打ち(9店)
下町は「街の酒屋」の伝統がそのままワインに接続しているエリア。角打ちの空気がいちばん自然に流れています。
京橋ワイン 清澄白河店(清澄白河)は2025年10月にワイン専門EC「京橋ワイン」の実店舗1号店としてリニューアル。約650種を扱い、チャージ無料でグラス5〜8種(90ml 700円台〜)、購入ボトルは抜栓料1,100円という明快さです。WINESTAND TEO(清澄白河)は立ち飲みカウンターが主役の一軒で、ナチュラルワイン3種のテイスティングコースも。いまでや 清澄白河は老舗酒販店IMADEYAのサブブランドで、日本酒と国産ワイン約100種を角打ちで一杯試してから買えます。
江東区の東側、都営新宿線の東大島にはみどりや酒店。1951年創業の酒店で、店主が毎年フランスまで足を運んで買い付ける自然派ワインを軸に約500種を揃えます。店内に立ち飲みコーナーがあり、試飲会などのイベントも随時開かれます(日曜・祝日の月曜休)。
同系列のIMADEYA SUMIDA(錦糸町PARCO)は生産者を直接訪ねて仕入れたワインを冷蔵ケースで展開し、併設フードホールで角打ちも(錦糸町駅徒歩1分・22時まで)。半田酒店(押上)は地下セラーに約2,000本を常備する老舗酒販店で、バーカウンターの角打ちは1杯500円〜。スカイツリー観光の帰りにも。
台東区は下町×ワインの面白さが際立つエリアです。Enoteca La Roccia(蔵前)はイタリアワイン&食材の店でグラス700円〜。Wine Styles(仲御徒町)は直輸入リカーショップの店内カウンターでグラス500円〜。inclus wine and brewing(上野桜木)はアルザス中心のヴァン・ナチュール専門で、木曜夜21時からの「角打ち会」が名物です。
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神楽坂・神田・銀座・広尾・外苑前 — 都心で「買って一杯」(6店)
神楽坂のカプリッチョ ディ ヴィーノはイタリアの家族経営ワイナリーを主体に約150種、グラス800円〜と手が届きます。
キャリカーズトーキョー(神田)は駅徒歩2分・無休で23時まで。自然派ワイン常時約120種にクラフトビールと日本酒も並び、仕事帰りの一杯に強い一軒です。ブラット銀座はボトルワイン400種以上を擁する角打ちアンテナSHOP&BARで、東銀座駅からすぐ。
no.501(外苑前)は店奥にスタンディングバー8席。常時グラスワイン10種以上を少量から試せて、コルケージは2,000円。自然派好きの定番です。wineshop flow(幡ヶ谷)は日替わり4〜6種のグラス(1,000〜1,300円)に生ハムやチーズのつまみも揃う、立ち飲みワインの名店。約200種の自然派ワインから今夜の1本を選べます。
エノテカ 広尾本店には2023年新設のスタンディングバー「B-BAR by ENOTECA」が。国内最大級・約1,500種の品揃えを誇る旗艦店で、高級銘柄もグラス800円台から、セルフサービスのテイスティングマシンも楽しめます。
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高円寺・阿佐ヶ谷・中野 — 中央線の角打ち(5店)
BIRRA e VINO MASUYO(阿佐ヶ谷)は約90年続いた老舗酒店が転身した店。棚の定価+150円で角打ちできる良心システムと、50ml 440円〜の少量試飲が魅力です。A WINE HOUSE 高円寺は店内の大きなセラーから自分で選んで買うワインショップ&バー。ビオ系が厚く、グラスワインも常時10種前後で、24時まで開いています。
中野の3軒は母体がそれぞれ違います。BIANCOROSSO(中野)は店主がイタリア・スペインの造り手を訪ねて直輸入するエノテカで、カウンターで角打ちスタイルのグラスを。ワインカーヴ藤小西(中野坂上)はマンションの一室でインターホンを押して入る隠れ家カーヴ。自然派と日本ワインを常時2〜7種、有料試飲の角打ちで試せます。テイスティングバー 柴田屋酒店 本店(新中野)は1935年創業の酒類卸が営む店で、500種以上を無料・有料の試飲で確かめてから買えます。
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本郷・白山・千駄木・池袋 — 文京区と豊島区(4店)
文京区は、大きな繁華街こそないものの、一点突破の専門店が角打ちをしているエリアです。wineshop&bar Nature(白山・千石)は棚に並ぶのが自然派ワインだけという潔い店で、4席のカウンターで飲み比べができ、自家製のパテやテリーヌも揃います。パンダワイン(千駄木)は、寧夏や山東など中国産の高品質ワインを自社輸入する珍しい店。立ち飲みスタイルでグラスを出していて、他ではまず出会えない一本を試せます(14時〜22時・不定休)。LUVISH(本郷)は大手が扱わないマニアックな造り手を2,000円前後から置く販売店兼バーです(※公式サイトが現在つながらないため、来店前に営業状況をご確認ください)。
池袋では、サンシャインシティ アルパ1階のヴィノスやまざき Wine+ist 池袋店。蔵元から直接買い付けた約600種が並び、併設のテイスティングバーで常時12種をテイスティング300円・グラス800円で試せます(バーは12時〜20時30分)。
五反田・大井町・蒲田・桜台・立川・八王子・仙川 — 街の酒屋の進化形(8店)
Wine shop LUCY(五反田・不動前)は在庫の9割が自然派。カウンターで常時5種以上(700円〜)を試しながら選べて、夜は同じ建物の「スシ&ナチュール」で寿司とのペアリングも。001wine 大井店(大井町)はオーナー実飲セレクト約150種のイタリアワイン専門店で、1,000〜3,000円の手頃な帯が中心です。
ワインショップ ICHIRIKI(蒲田)は創業70年・500種の老舗。試飲コーナー「ワインラボ」で立ち飲みでき、自家製おつまみやチーズの量り売りも名物です。ワインショップ うめや(梅屋敷)は商店街の小さな店ながら夜23時まで、仕事帰りの一杯にちょうどいい。キュヴェ・フジヤマ(練馬・桜台)はブルゴーニュ中心の輸入ワインにベルギービールも並ぶ角打ち併設酒販店で、深夜24時まで営業しています。
多摩エリアにも3軒。Enoteca da Luca(立川・西国立)はイタリア自然派のインポーター直営店。店内でグラス500円〜の有料テイスティングができ、購入したボトルもその場で楽しめます(営業は土・日・月)。ワインショップ ヌラーゲ(八王子)は、オーナーが1本ずつ試飲して選んだイタリア直輸入のワインを並べる専門店。2023年12月に併設した「八王子ワインスタンド」で、同じワインを500円から立ち飲みできます。À CÔTÉ(ア コテ・仙川)は仙川駅から徒歩1分。2階に4,000本を収容できるウォークインセラーを構え、フランスを中心に約2,000本を揃えます。1階のスタンディングバーでは、生ハムやチーズと一緒に気軽にテイスティングできます(12時〜21時・月曜休)。
目的別に選ぶ — 夜遅く/一人で/ワンコインで
- 夜遅くまで飲みたい(24時まで):Batacocinq(学芸大学)/NUPURI(三軒茶屋)/キュヴェ・フジヤマ(桜台)/A WINE HOUSE 高円寺。23時までならNEW VALLEY(二子玉川)・キャリカーズトーキョー(神田)・うめや(梅屋敷)。
- 一人でふらっと:立ち飲みカウンター主体のWINESTAND TEO・Wine Styles・学大ますもとは一人客が中心。カウンターに立って1杯だけ、が成立します。
- ワンコイン(500円)で始める:学大ますもと/半田酒店/Wine Styles/Enoteca da Luca/ヌラーゲ(八王子ワインスタンド)、月曜限定でGOOD FORTUNE FACTORY。
- 2人以上でボトルを開けたい:抜栓料型が割安。THE WINE STOREの500円が最安クラス、京橋ワイン 清澄白河店1,100円、No.5061,800円(満月半額)。
- 定価のまま酒屋の値段で飲む:BIRRA e VINO MASUYO(棚の定価+150円)。
- 少しずつ何種類も試す:ヴィノスやまざき 池袋店(テイスティング300円・常時12種)/柴田屋酒店(3種飲み比べ1,000円〜)。
角打ちを楽しむ3つのマナー
- 長居しすぎない:立ち飲みは回転が信条。1〜2杯でさっと切り上げるのが粋です。
- 気に入ったらボトルを買う:角打ちは店にとって「試してもらう場」。美味しかったら1本持ち帰るのが最高のお返し。
- 営業時間・実施日は事前確認を:角打ちは店主の体制次第で休止することも。各店舗ページの公式サイトリンクからどうぞ。
ここで紹介した以外の店も含め、角打ちができるワインショップ49店の一覧はこちら。エリアから探すならトップページの検索をご利用ください。
あわせて読みたい:ワインショップ初心者ガイド / 試飲できる東京のワインショップ / 東京の自然派ワインショップ
※掲載内容は取材時点の公式情報に基づきます。変更される場合がありますので、来店前に各店舗の公式情報をご確認ください。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
よくある質問
角打ち(かくうち)とは何ですか?
酒販店(酒屋)で買ったお酒を、その店の店内でそのまま飲むことです。もともとは日本酒やビールを立ったまま飲む酒屋文化の言葉で、近年はワインショップにも広がり、店内のカウンターでグラス1杯から楽しめる店が増えています。
ワインの角打ちは、試飲やワインバーとどう違いますか?
試飲は「買う前の一口」(無料〜数百円・数十ml)、角打ちは「一杯として飲む」(グラス500〜1,000円台が中心)、ワインバーは飲食店で席とサービスの対価が乗ります。角打ちは酒販店が母体なので、同じ銘柄でもバーよりかなり手頃です。
角打ちワインの料金はいくらくらいですか?
料金は3つの型があります。①グラス売り型=1杯500〜1,000円台が中心(都内にはワンコイン500円の店もあります)②抜栓料(コルケージ)型=店頭で買ったボトルに500〜2,000円を足してその場で開ける③定価プラス型=棚の定価+150円など。2人以上なら抜栓料型が割安になることが多いです。
抜栓料(コルケージ)とは何ですか?
店頭で購入したボトルを、その場で開けて飲むための料金です。東京のワインショップでは500円〜2,000円ほど。グラス売りと違ってボトル1本を分け合えるので、2人以上ならグラス売りより安く済むこともあります。
一人でも入れますか?予約は必要ですか?
立ち飲みカウンターが主体の店が多く、一人客が中心の店も少なくありません。予約は基本的に不要ですが、席数が数席の小さな店もあるため、混み合う時間帯は空いていないこともあります。
夜遅くまで角打ちできる店はありますか?
深夜24時まで営業する店として、Batacocinq(学芸大学)、NUPURI(三軒茶屋)、キュヴェ・フジヤマ(桜台)、A WINE HOUSE 高円寺などがあります。23時まではNEW VALLEY(二子玉川)、キャリカーズトーキョー(神田)、ワインショップ うめや(梅屋敷)など。営業時間は変動することがあるので、来店前に各店舗の公式情報をご確認ください。
東京で角打ちワインが多いエリアはどこですか?
目黒区(学芸大学・中目黒・都立大学)が9店ともっとも密集し、次いで世田谷区(三軒茶屋・二子玉川・経堂・尾山台)が8店、清澄白河・東大島・錦糸町・蔵前などの下町エリアが9店。中央線の高円寺・阿佐ヶ谷・中野にも5店あります。学芸大学駅の周辺は徒歩圏に複数店があり、はしごが可能です。