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日本ワインが買える東京の店23選|専門店・老舗から都市型ワイナリー・角打ちまで

更新日: 2026.09.29
日本ワインが買える東京の店23選|専門店・老舗から都市型ワイナリー・角打ちまで🇯🇵

ここ数年、レストランのワインリストや百貨店の売り場で「日本ワイン」の文字を見かける機会がぐっと増えました。山梨の甲州や長野のメルローをはじめ、国産ぶどうから造られるワインの評価は着実に高まっています。一方で「気になってはいるけれど、どこで買えるのかわからない」「スーパーで見かける国産ワインとは何が違うの?」という声もよく耳にします。

この記事では、日本ワインが買える東京の店23軒を、当サイト掲載店の中から「都市型ワイナリー」「大型専門店・老舗」「ナチュール系セレクトショップ」「下町の角打ち酒販店」「多摩エリアの酒販店」のタイプ別にご紹介します。あわせて、意外と知られていない「日本ワイン」と「国産ワイン」の表示の違いも最初に整理しておきましょう。

「日本ワイン」と「国産ワイン」は違う——2018年施行の表示ルール

まず押さえておきたいのが表示ルールの話です。かつて「国産ワイン」と呼ばれるものの中には、海外から輸入した濃縮果汁やバルクワインを国内で加工・瓶詰めしたものも含まれていました。そこで2018年に施行された国のワイン表示ルール(果実酒等の製法品質表示基準)によって、「日本ワイン」と表示できるのは、国産ぶどうを100%使用し、国内で醸造されたワインのみ、という整理がなされたと理解されています。

つまり、国内製造のワイン(いわゆる国産ワイン)がすべて日本ワインというわけではありません。国産ぶどう由来の1本を選びたいときは、ラベルに「日本ワイン」の表示があるかどうかが手がかりになります。山梨や長野、北海道といった産地の名前とあわせてラベルを眺めるだけでも、選ぶ楽しさがぐっと増すはずです。ここから紹介する23軒は、いずれもそんな日本ワインに出会える店です。

醸造所で買う:都市型ワイナリーの直営ショップ【5軒】

できたての日本ワインを、造られたその場所で買える——それが都市型ワイナリーの直営ショップです。東京23区内にも醸造所は複数あり、いずれも国産ぶどうを都心で仕込んでいます。このタイプは別記事「東京の都市型ワイナリー6選」でも詳しく紹介していますので、あわせてどうぞ。造り手本人と話しながら選んだ1本は、同じワインでも味わいの記憶がまるで違ってきます。

東京ワイナリー(練馬区・大泉学園)は、2014年に東京で最初のワイン醸造免許を取得したパイオニア。東京産を中心とした国産ぶどうで仕込む無ろ過・無清澄の「濁りワイン」が看板です。練馬の野菜とのペアリングを提案するなど地元農業との結びつきも強く、土日祝には店内のカフェスペースで飲み比べやランチも楽しめます。

BookRoad 〜葡蔵人〜(台東区・御徒町)は、2017年開業の下町ワイナリー。国産ぶどうの少量仕込みにこだわり、店頭ではおすすめ2種を試飲できます。予約制の醸造所見学もあり、ワイン造りの現場を間近に見てから1本を選べるのが魅力です。

FUJIMARU 清澄白河(江東区)は、1階が醸造所、2階がワインレストランとテイスティングルームという一体型。自社醸造のワインに加えて国内外200種超をセレクトし、日本ワインを中心に自然派とクラシックの両方を扱います。「造りたても、各地の日本ワインも」という欲張りな買い方ができる1軒で、グループのオンラインショップでも日本ワインと自然派を厚めにセレクトしています。

深川ワイナリー東京(江東区・門前仲町)は、「東京下町の小さな醸造所」を掲げる2016年開業のワイナリー。自社醸造の日本ワインをボトル販売するほか、併設のテイスティングラボで試飲ができ(夜間は1杯300円〜)、土日祝には醸造所見学&試飲ツアー(要予約)も実施しています。

渋谷ワイナリー東京(渋谷区・MIYASHITA PARK North 3F)は、2020年に誕生した渋谷初のワイン醸造施設。店内でぶどうの仕込みから瓶詰めまでを一貫して行い、併設のダイニングではできたての日本ワインをグラスでも楽しめます。買い物ついでに立ち寄れる立地も随一です。

品揃えで選ぶ:日本ワインに強い専門店・老舗【3軒】

産地や造り手を比べながらじっくり選びたいなら、在庫の厚い大型専門店や老舗酒販店へ。日本ワイン専門店を探して東京を歩き回らなくても、この3軒なら試飲設備やプロのスタッフの助けを借りながら、幅広い選択肢から1本を絞り込めます。

ザ・セラー虎ノ門本店(港区・虎ノ門)は、約2,500アイテムを図書館のような配置で並べる都内最大級の大型専門店。ブルゴーニュと並んで日本ワイン約300種に特に注力しており、まとまった本数から比較検討したい方にはまず候補になる店です。サントリーグループのインポーター直営店で、2023年に店名・内装を一新してリニューアル。ガラス張りのワインセラーに加え、チケット制の常時テイスティングができるテイスティングルームも併設しています。

WINE MARKET PARTY 恵比寿(渋谷区・恵比寿ガーデンプレイスB1F)は、1994年開業・約2,000種超を揃える日本最大級のワイン専門店。フランス・イタリア・アメリカを主軸に日本ワインも幅広く扱い、テイスティングバーでは毎日16〜20種以上をグラスで試せます。30名超の有資格スタッフに相談できる安心感に加え、国産チーズや食品、グラスまで揃うので、日本ワインに合わせる一式をまとめて調達できます。

君嶋屋 恵比寿店(渋谷区・アトレ恵比寿西館4F)は、1892年創業の老舗「横浜君嶋屋」の恵比寿店。日本酒や焼酎とともに日本ワインを揃える「食中酒専門セレクトショップ」で、併設のスタンディングバーではグラス1杯から試せます。恵比寿駅西口から徒歩1分・夜22時まで営業というアクセスのよさもあり、和食に合わせる1本を探したいときに頼りになる存在です。

ナチュール系セレクトショップで出会う日本ワイン【5軒】

日本ワインの造り手にはナチュラル志向の生産者も少なくなく、自然派ワインを軸にしたセレクトショップでも良質な日本ワインに出会えます。世界のヴァン・ナチュールと日本の造り手を同じ棚で見比べられるのが、このタイプならではの楽しさ。ナチュラルワインの店をもっと知りたい方は、別記事「東京のナチュラルワインショップ27選」もあわせてご覧ください。

銀座カーヴ・フジキ(藤木酒店)(中央区・銀座)は、1889年創業の老舗酒販店が2010年に自然派ワイン専門店へ転換した1軒。フランス・イタリアからジョージアまで約300種のセレクトの中に日本ワインも組み込まれており、ソムリエに相談しながら選べます。銀座三越新館裏という立地で定休日なし、自社オンラインショップも運営しているなど、使い勝手のよさも光ります。店内の試飲スペースでは生産者イベントや試飲会も不定期開催。

相模屋本店(台東区・浅草)は、浅草で130年続く老舗が営む自然派ワインの直輸入店。フランス・イタリア・ドイツ・オーストリア・スペインといったヨーロッパ各国と日本のナチュラルワインを、輸入卸兼小売ならではの目利きで産地別に揃えます。営業は14時〜18時(水曜・日曜定休)とやや短めなので、浅草散策の午後に組み込むのがおすすめ。オンラインショップもあります。

ワインショップ・ジャジャ(JAJA)(新宿区・神楽坂)は、自社輸入のフランス・ヴァンナチュールを軸に、ヨーロッパ各地と日本の造り手の自然派ワインを揃える専門店。平日・土曜は夜22時まで営業しているので、神楽坂での食事帰りにボトルを1本、という使い方もできます。

No.506(世田谷区・経堂)は、常時約600種のナチュラルワインを扱う「ネオ角打ち酒屋」。ドメーヌテッタやカーブドッチといった日本の造り手のワインも揃い、購入したボトルは抜栓料1,800円(15時までの入店・満月の日は半額)で奥のレストランスペースで飲むことができます。

WINE SHOP nico 二子玉川店(世田谷区・二子玉川)は、カフェのようにくつろげる雰囲気の角打ちワインショップ(2018年開業)。日本ワイン・ナチュラルワインから銘醸ワイン、家飲み用まで幅広くセレクトし、角打ちカウンターでは新着ワインを中心にテイスティングできます。オンラインショップも運営しているので、気に入った1本のリピートにも便利です。

角打ちで試して買う:下町の酒販店【3軒】

錦糸町・押上・清澄白河といった下町エリアには、角打ちを備えた酒販店が点在しています。造り手ごとの個性の幅が広い日本ワインは、買う前にカウンターで1杯試せる角打ちスタイルと相性抜群。散歩がてらの立ち寄りにもぴったりです。

IMADEYA SUMIDA(いまでや 錦糸町PARCO店)(墨田区・錦糸町PARCO本館1F)は、千葉本社の老舗酒販店いまでやが運営するショップ。国内外の蔵や生産者を直接訪ねて仕入れる日本ワイン・海外ワインを冷蔵ケースで展開し、併設のフードホールでは角打ちスタイルでグラスも楽しめます。夜22時まで営業しているので、仕事帰りにも寄りやすい1軒です。

半田酒店(vin de vin handa)(墨田区・押上)は、押上駅徒歩3分の老舗酒販店。地下のワインセラーに約2,000本を常備し、海外ワインから日本ワインまで幅広く扱います。店内のバーカウンターでは角打ち・試飲ができ(ワイン1杯500円〜)、日本ワインの角打ちイベントも開催しています。

いまでや 清澄白河(江東区)は、老舗IMADEYAのサブブランドとして日本酒とワインあわせて約100種を厳選する1軒。日本ワイン取扱酒販店として日本酒・国産ワインに強く、角打ちで立ち飲みしてから買えるのが魅力です。同じ清澄白河のFUJIMARU(前述)とあわせて巡れば、醸造所とセレクトショップの両方を1日で楽しめます。

多摩エリアで日本ワインを探す【7軒】

日本ワインに出会える店は23区内だけではありません。吉祥寺・三鷹から立川・国立まで、中央線沿線にも個性豊かな酒販店が揃っています。近隣の店は武蔵野・吉祥寺や立川のエリアページからも探せます。

大阪屋酒店(武蔵野市・吉祥寺北町)は、1923年創業の地元密着の老舗酒販店。日本酒・本格焼酎と並んでワインを扱い、オンラインショップも運営しています。

ワインショップ Everyday(三鷹市)は、三鷹駅徒歩5分のデイリーワイン特化店。約190種の半数近くが1,000円台で、産地別ではなく味わい別(白/赤/スパークリング/ロゼ・自然派・オレンジ・甘口)の陳列だから初心者でも選びやすいのが特長です。店主が試飲のうえ選定したワインを無料試飲コーナーで確かめられ、量り売りにも対応しています。

AMEKAZE GREEN SPRINGS TACHIKAWA店(立川市)は、立川GREEN SPRINGS内にある福島発のローカルフードセレクトストア。約246種のナチュラルワインは家族経営のオーガニックワイナリーが中心で、1,000〜2,000円台のデイリー級と日本ワインが豊富です。約1,800点の食品セレクトと一緒に、日々の食卓に寄り添う1本を選べます。

ビック酒販 立川店(立川市・立川駅北口すぐ)は、ビックカメラのお酒専門店。世界中のワインに加え、ワインに合う食品・グラス・ワインセラー(家電)まで一度に揃うのが強みです。

Un nouveau pas(立川市)は、立川駅から徒歩約5分の酒販店。世界の自然派ワインを中心に国産ワインや日本酒も扱い、土田酒造などナチュラル系の日本酒も並びます(情報発信はInstagram中心)。

SAKE-BOUTIQUE SEKIYA(せきや)(国立市)は、国立駅すぐ・創業1910年の老舗。2016年のリニューアルで地下1階に定温ワインセラー(約12℃/湿度70%)を設け、世界各国のワイン約1,700種を保管する多摩屈指の総合酒店です。日本酒約200種、クラフト・輸入ビール約200種も揃います。

WINE SHOP カワシマ(川島商店)(国立市・旭通り入口)は、昭和2年(1927年)創業の老舗酒販店。多摩の地酒から世界中のワインまで扱い、ワインに造詣の深い店主が飲むシーンをヒアリングして1本を提案してくれます。

日本ワイン選びのコツ

  • ラベルの「日本ワイン」表示を確認する:国産ぶどう100%・国内醸造かどうかはラベル表記が手がかりになります。迷ったら店のスタッフに聞くのが早道です。
  • まずは試飲できる店から:日本ワインは造り手ごとの個性の幅が広いジャンル。今回の23軒には試飲設備や角打ち・バーを備えた店が多いので、味を確かめてから選べます。
  • 造り手の話を聞くなら都市型ワイナリーへ:醸造所併設の店では、仕込みの背景を聞きながら1本を選べます。ぶどうの収穫期(秋)は現場が最も活気づく季節です。
  • 贈り物なら品揃えの厚い専門店で:産地・価格帯の選択肢が多く、有資格スタッフに相談しながら選べる大型店なら間違いがありません。
  • 通いにくい店はオンラインショップを活用:今回の23軒にはECを運営する店も多くあります。EC対応の店の一覧はこちらから探せます。

醸造所で造り手から直接買うもよし、大型専門店で産地を飲み比べるもよし、下町の角打ちで1杯試してから選ぶもよし。日本ワインの楽しみ方は、店選びの段階からすでに始まっています。気になる1軒から、ぜひ足を運んでみてください。

当サイトでは、東京のワインショップを特徴やエリアから検索できます。「日本ワイン」を扱う店の一覧はこちら。お近くの店を探すならトップページの検索をどうぞ。

あわせて読みたい:東京の老舗酒屋・酒販店で買うワイン13選 / 吉祥寺・三鷹のワインショップ8選 / 立川のワインショップ6選 / 東京のワイナリーの秋と新酒 / 日本ワインとは(産地・品種・ラベルの見分け方)

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※掲載内容は取材時点の公式情報に基づきます。変更される場合がありますので、来店前に各店舗の公式情報をご確認ください。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。